東海北陸国立病院薬剤師会
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会員施設だより

各薬剤科の様子を皆様にお伝えします

東尾張病院 薬剤科紹介
2021/12/30 
当院の位置:名古屋市守山区は東北部位置します。北部は名古屋市のベッドタウン春日井市、東部は瀬戸焼や、将棋の藤井聡太3冠の出身地で有名な瀬戸市に隣接した温暖な丘陵地帯で、空気清澄な療養に適した環境にあります。  
標榜:精神科、児童精神科、内科、歯科
当院の特徴:愛知県内唯一の国立病院機構精神医療機関として、地域の精神医療の基幹となり、精神保健福祉法及び医療観察法の理念に沿って、精神障害者の人間性や人権を尊重した開放的な高度精神医療を推進しています。
<短期集中医療>
精神科二・三次救急(緊急措置、応急入院指定病院)
精神科(統合失調症・うつ病など)、精神病の急性増悪、急性心因性精神障害、アルコール症及び急性薬物中毒の治療を行っています
<司法精神医療>
心神喪失者等医療観察法に基づく指定入院医療機関としての専門的な医療を行っています。
<思春期精神障害の治療>
思春期・青年期における、若年発症の神経症及び精神病など十代前半からの精神障害への幅広い治療を行っています。
2020年3月に病棟1つが閉鎖し、3つの病棟+医療観察法病棟1病棟の計4病棟183床があります。
薬剤科:薬剤科には薬剤師3名と助手1名の4名が勤務しております。処方箋枚数1200枚/月程で、外来はほぼ院外です。日々調剤業務と薬剤管理指導等を行っています。
当院は精神科に特化しているため、精神疾患の患者様に薬剤指導を行っております。
チーム医療では、ICT委員会、NST・褥瘡委員会に薬剤師が参加し、各職種と連携をとりながら活動しています。
当院は電子カルテがない病院です。オーダリングのみのため、患者情報を病棟カルテで確認するのが現状です。医療観察法病棟は、精神科共通のシステムが入っておりますが、現状のオーダリングシステムと連携できないため、紙処方箋を医療観察法病棟で印字し、薬剤科に提出してもらい、調剤を行っています。会議もWEBで行われるご時世ですが、電子化という面ではまだ、まだです。
COVID19:2021年はコロナウイルス対応の年であるといえます。コロナワクチンがいつ入るかやきもきしましたが5月に当院スタッフもワクチンを打つことができました。入院患者様も9月には2回目の接種を終了する予定です。コロナ感染治療薬には限りがあり、入手、管理に多くの薬剤師がかかわってきています。当院では、今のところ使用する状況ではありませんが、準備はしっかりしていきたいと思います。
薬剤の供給:薬剤の流通が悪く、採用薬品を切り替えざるを得ないこと状況が多々ありました。
2020年末小林化工の医薬品製造不正に始まり、日医工が業務停止処分を受けた時は、どこの薬局も採用薬の切り替えへの対応が大変であったと思います。ゴールデンウィーク明けも出荷の一時停止や、出荷調整で納入が滞り、薬品確保のため、時間を取られました。頻繁に薬を切り替えることは治療上、患者さんにとって好ましくありませんが、やむを得ずメーカーを切り替えざるを得ないことがあり、残念な気持ちでいっぱいになります。
幸い注射薬は、当院で使用がほとんどなく、抗生剤、補液等年に数回購入する程度なので、特に問題なく過ぎていきました。
小さな病院で精神科疾患以外はほとんどなく、割を落ち着いた職場ではありますが、それなりにイベントもあり、みんなで協力しながら働いている当薬剤科です。

当院のマスコットキャラクターは、まめなしのキャラクターです。
まめなしは、守山区、瀬戸市などに自生している木です。当院敷地内にも自生し、豆梨と書きます。見た通り小さな梨のような実がなりますが、渋みが強く食用には向かないようです。春には桜に似た白い花をつけます。また、花言葉は「変わらぬ優しさ」です。
患者様にも、スタッフにも優しさも持って接しつづけていきたいものです。

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