東海北陸国立病院薬剤師会
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教育研修委員会

お知らせ

概要

 東海北陸国立病院薬剤師会の活動も4年目に突入しました。教育研修委員会では、平成21年10月から委員長を高橋朗(東名古屋病院)より熊谷隆浩(長良医療センター)が引き継ぎ、副委員長を平野隆司(名古屋医療センター)、薬学生実務実習支援統括を後藤一純(静岡てんかん神経医療センター)としたスタッフが中心となり活動を進めていくことになりました。
 現在、教育研修委員会のメンバーは41名で、さらに薬学生実務実習の準備作業のために7名の先生方にご協力をいただいています。
 教育研修委員会は、東海北陸国立病院に勤務する薬剤師の教育研修を充実させ、薬剤科業務の質的向上に貢献し、さらに薬学部における学生実習の受け入れにも寄与することを目的としています。これらの目的を達成するために「薬剤師育成カリキュラムの作成」と「薬学生実務実習支援」を大きな二つの柱とし活動を行ってきました。以下に今までの活動状況と今後の予定についてまとめました。

薬剤師育成カリキュラムの作成

 薬剤師育成カリキュラムの作成は、教育研修委員会設立のきっかけとなったひとつの大きな目標です。新人薬剤師が学ぶべきこと、そして先輩薬剤師、主任薬剤師、副薬剤科長へと成長していく上で習得すべきことについてタイムスタンプを入れたカリキュラムとして作ることが最終目標です。

1.採用薬剤師自己評価プログラムの実施

 はじめに手掛けたのが病院実務経験3年目以下を対象とした「自己評価プログラム」の実施です。
 「新入局薬剤師が病棟業務(薬剤管理指導)を行うことができるためのカリキュラム作成」ということで、一般目標を「新入局薬剤師が薬剤管理指導を行うために、必要な基本的知識・技能・態度を身につける。」とし、行動目標を教育研修委員から募集し約220の項目が集まりました。それらについてKJ法を用いてグループ化し、以下に示す「自己評価表」を作成しました。
 自己評価は3か月毎に4回行ない、その結果を第61回国立病院総合医学会で報告しました(会員ページ書庫参照)。

2.採用薬剤師研修会の実施

 新採用薬剤師研修会は一泊二日で行なうワークショップを中心とした参加型の研修で、実践的な薬剤管理指導の研修に加え、東海北陸の国立病院機構で働く新採用薬剤師が同じ時間を共有することでコミュニケーションを図り、施設を超えた横のつながりを作るために行っています。
 研修会の一般目標は「新採用薬剤師が国立病院機構病院の一員であることを自覚し、他施設の薬剤師と互いに情報交換をし、真摯な態度で薬剤管理指導業務を実践できるようになるために、臨床薬剤師としての知識を高めるとともに、薬剤管理指導業務の基本的な取り組み方、考え方、技法について習得する。」としています。
 研修会は、自己紹介のセッションから始まり、ひとつの症例について問題点の抽出、服薬指導方法の検討、服薬指導の実際(ロールプレイ)、指導記録の書き方についてグループワークを行っています。2年目からは模擬患者として専門の先生にご協力いただき、また、久田邦広先生のコミュニケーションスキルの講義を加えることで受講生からも高い評価を得ています。

平成19年度 研修生 平成20年度 研修生 平成21年度 研修生

 今までに3回の研修会を開催しましたが、薬剤師育成カリキュラムの一環として、新人薬剤師が病棟業務を開始するにあたっての総まとめとして毎年6月頃の開催を定着させていきたいと考えています。平成19年度は10名、平成20年度は13名(採用3年目7名を含む)、平成21年度は14名が参加しました(会員ページ書庫参照)。
 平成22年度は採用薬剤師が少ないことが考えられるため、採用5〜10年目くらいを対象とした新しい研修を実施したいと考えています。

薬学生実務実習支援

 平成22年5月から、いよいよ薬学教育6年制における長期実務実習が開始されます。教育研修委員会では、実務実習を円滑に行うための検討・作業を行っています。
 東海北陸国立病院機構の施設では、現在大学側が開発を進めている「実務実習指導・管理システム」を使うことを原則として、それを最大限活用できるように準備することで薬剤部科長協議会でも了承を得ています。
 今後、さまざまな実習マニュアル本などが提供されるものと思われますが、当委員会では実際に実習を行う際に、各コマで行う実習内容、指導内容チェックリスト、使用する資料(ペーパー、書籍、DVDなど)、プレゼン用スライド、評価用チェックリスト、評価用テスト(プレ、中間、ポスト)などをオリジナルで作成・収集し、各施設共通して使用できるものを配布する予定でいます。
 このような事前準備をできるだけ行っておくことにより、膨大なカリキュラムを落ち度なく、また、質を確保した上で実施するとともに、指導者の負担も軽減できるものと考えております。

 現在までの作業状況としては、まず平成21年1月から、コアカリキュラムで求められている到達目標(SBOs)を達成するための形成的評価を、どの部署(担当者)で行うかについて管内施設へアンケート調査しました。その結果から、名古屋医療センターでの実習を想定したテンプレートとなるプログラム(時間割)を作成し各SBOsの割り振りを行いました。また、病院側の提案により、管理システムの時間割作成機能においては各コマに実習内容や使用する資料、評価表などのタイトルをメモできるダイアログが追加され、システムの改善にも寄与しています。


学生実務実習指導・管理システム テンプレート作成画面

 平成21年秋からは、委員と作業協力者の総力をもって各到達目標(SBOs)の指導ポイントと評価ポイントの作成を行いました。平成21年12月現在、それぞれ600件を超える指導ポイント、評価ポイントと80件にも及ぶオリジナルのプレゼン資料等が集まり、これらを精査・整理する段階に入っています。

 今後は、これらを方略(LS)毎にまとめた指導チェックリスト、評価チェックリストを作成し、実務実習指導・管理システムへ落とし込む作業を進めることになります。

 6年制の長期実務実習は未知数のものであり、現在作成しているものが完璧なものであるとは考えておりません。実際に実習を経験しながら、よりよいものに改訂していくことを考えています。また、さらに翌年から始まるアドバンスト実習に向けてのカリキュラムの作成や、国立病院機構病院の横の連携を活用したグループ実習なども視野に入れて今後展開していきたいと考えています。


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