東海北陸国立病院薬剤師会
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会員施設だより

各薬剤科の様子を皆様にお伝えします

北陸病院 薬剤科紹介
2023/03/28 
北陸病院は富山県西南部の南砺市に位置し、穀倉地帯の砺波平野に連なる田園に包まれており、遙かに八乙女山、医王山を仰ぐ、広大な敷地(東京ドーム約4個分)には正門から続く桜並木や柿や栗などの果樹園、芝生のグランドなどが、四季折々の自然に抱かれた閑静で空気清澄な医療空間を成しています。
 その歴史は、陸軍傷痍軍人療養所から始まり、戦後は結核医療に貢献、現在は精神科病棟(一般精神、認知症、医療観察法)172床、神経難病病棟50床、重心病棟50床の計272床からなり、精神・身体・知的の三障がいを重複して有する方々の政策医療を中心に、富山県内の措置入院や精神科救急の基幹病院としても機能しています。
 また、富山県DPAT(災害派遣精神医療チーム)、富山県認知症疾患医療センターの指定を受けています。
 交通アクセスは、JR城端線の城端駅よりタクシーで約5分、東海北陸自動車道の福光インターより車で約5分です。
薬剤科のスタッフは常勤薬剤師3名と非常勤薬剤助手1名で、調剤業務、薬剤管理指導業務の他、医療安全や感染対策、栄養サポート、褥瘡対策などのチーム医療も行っています。外来患者は1日約45名、外来処方箋は1日約20枚、院外処方せん発行率は徐々に増えていますが25%程度です。
 東海北陸管内では珍しい電子カルテが導入されていない施設で、手書きカルテ・手書き処方箋が運用されています。
注射調剤は一施用毎の払出しを行っていますが採用薬が少なく調剤量はごく僅かです。一方、内服調剤は、入院外来を問わず散剤の秤量や一包化指示の処方が多いため日常業務の多くを調剤業務が占めています。
電子カルテについては、導入予定が2年後にあり、各ベンダーのプレゼン等が始まったところで、今後、準備作業が本格的になっていくでしょう。
医療観察法病棟では、多職種チームによる教育プログラムが行われており薬剤師も薬の集団教育に関わっています。
また、富山県認知症疾患医療センターの指定を受けていることから、地域における認知症疾患の保健・医療・介護サービスの向上を図る目的の一環として、医療機関等において認知症患者の看護に従事する看護職を対象に「認知症ケア研修会」を開催しており、医師・看護師・精神保健福祉士・管理栄養士・臨床心理士とともに講師を務めております。

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