【環境】
医王病院は金沢市の中心部(金沢市役所)から北東約8キロに位置しており、IR森本駅より1.2キロまた、北陸自動車道金沢森本IC、 及び金沢外回り環状線森本ICが0.5キロ以内にあります。 周辺環境としては、病院南東側に、当院名称由来とされる医王山がそびえ、また敷地東側に隣接した丘陵地は金沢北 の森・堅田城址公園として整備が進行中で、緑色濃い自然に恵まれた療養環境に最適の環境にあります。
【歴史】
S13年11月石川県結核療養所として創設されました。石川県立療養所医王園の名称で診療開始し、H16年4月独立行政法人国立病院機構医王病院として発足、H17年 7月独立行政法人国立病院機構金沢若松病院と統合し、現在の医王病院に至っています。
【特徴】
当院は310床で、神経筋難病、重症心身障がい、筋ジストロフィー、子どものこころの専門的医療を行っています。神経難病では県の拠点病院として、子どものこころのケアでは基幹病院として指定を受け、隣接する特別支援学校から訪問教育を受けられる環境にあります。人工呼吸管理など高度な医療的ケアが必要な児への関わりが評価され、いしかわ医療的ケア児支援センターとしての活動も行い、他職種協働の場を広げています。チーム医療の推進と在宅支援に力を注ぎ、患者さん一人ひとりに寄り添う支援に取り組む病院です。
【薬剤科】
薬剤師の定員5名の施設です。外来の調剤は院外処方が9割で、主に入院用の薬を日々調剤しております。入院の処方箋が約1600枚、注射処方箋が約2800枚(R6.8)で、無菌製剤業務も行っておりTPNも20件(R6.8)作成しています。病棟業務加算は算定できませんが、病棟活動には力を入れており1人当たりの薬剤管理指導件数は常に上位にあります 。委員会活動も薬剤師が少ないながら医療安全部会をはじめ、感染対策委員会、褥瘡委員会、栄養管理対策委員会等々に参加しています。
現在薬剤師が1名欠員ですが、日々頑張っています。