東海北陸国立病院薬剤師会
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会員施設だより

各薬剤科の様子を皆様にお伝えします

三重病院 薬剤科紹介
2023/10/22 
「三重病院」は津市の北部方面、JR・近鉄津駅から亀山市方面へ約6q離れた郊外に位置しています。県道10号線と県道410号線に挟まれた丘陵地で敷地は広く両線からアクセス可能となっています。最寄り駅は紀勢本線の一身田駅となりますが3qほど離れているため、主要駅からの路線バスが主な公共交通機関となります。

 現在の診療科は小児科、小児外科、小児心療科、アレルギー科、内科(内分泌、呼吸器)、脳神経内科、整形外科、耳鼻いんこう科、口腔外科、眼科です。外来では予防接種センターとして乳幼児の定期予防接種や海外渡航者の予防接種を行っています。病床に重症心身障害者50床を備えており、重症心身障害児・者の通所支援事業として日中活動サービスも行っております。
 新たな経皮免疫療法研究のためのクラウドファウンディングでも注目を集めたアレルギー科も他施設では珍しいかも知れません。食物経口負荷試験の日帰り入院やスキンケア入院、皮下免疫療法が日常的に行われています。
 三重病院は日本小児総合医療施設協議会(JACHRI)の会員施設であり小児医療がメインとなっています。JACHRIとは”小児総合医療施設の医療、研究、教育及び社会活動を支援し、国際的水準の小児医療の確保、普及に努めるとともに、現在及び未来のこどもとその家族の心身の健康水準の向上”を目的とした社団法人で、NHOでは3施設が会員となっています。外来受付の天井のデザインが青空なのもこのような小児医療を意識したものではないでしょうか。
 広大な敷地の一部は「三重県立子ども心身発達医療センター」となっており隣接した「三重県立かがやき特別支援学校」とともに県内の様々な障害を持った子どもに対する発達支援の総合的な療育支援体制が構築されています。整形外科や心療科で長期入院している子ども達も病院から特別支援学校に通学しています。

 薬剤科は薬剤科長、副薬剤科長、調剤主任、治験主任、科員1名の5名が本来準備されている人員枠ですが、調べたところ近年10年はその構成であったことはなかったようです。令和5年度は長、副に主任2名(1名長期休暇)、科員2名(1名治験担当)、助手1名が勤務しており、さらに年末には非常勤薬剤師1名が加わる予定となっております。
 業務は入院調剤、注射払出、定期処方調剤、外来調剤がメインとなります。いわゆる門前薬局はありませんが、院外処方箋の発行率が高く院内処方は多くありません。ボリュームが多い重心病棟の定期処方2週間分調剤が各種業務日程スケジュールの基本となります。
 当直・宿直業務はなく時間外は当直医師、当直看護師長での対応となっています。ただ平日は定時を過ぎた外来の終了連絡まで待機し、土日・休日は10時から12時までの2時間、当番1名での勤務対応を行っています。

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