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会員施設だより

各薬剤科の様子を皆様にお伝えします

金沢医療センター薬剤部紹介
2017/03/30 
 元気いっぱいM副薬剤部長司会の下、朝の連絡会から金沢医療センター薬剤部の一日が始まる。加賀藩八家老の一つ奥村宗家(1万7千石)の屋敷跡にある当院は由緒正しく、周りが石垣、土塀・板塀、瓦屋根で囲まれている。隣接する兼六園は日本三名園の一つであり入園料310円。私が数十年前、純情な学生だった頃は24時間無料開放で酔いながら徘徊していた頃が懐かしい。とは言え早朝、お花見、お盆、お正月など無料開放される時が多々あり金沢の優しさを感じさせられる。
 薬剤部は薬剤師26名、事務助手1名、薬剤助手3名、また治験管理室は薬剤師2名、CRC5名、LDM1名、治験助手1名の体制で運営している。ただし、薬剤師定員28名ではあるが育休からこの9月に復帰し、ようやく充足されたと思うのも束の間で10月より1名退職し厳しい運営を強いられている。血液型により性格を判定するのは無意味と知りながら2016年10月現在A型15名、O型8名、B型10名、AB型5名で一時期B型のマジョリティだった時期に比べれば些か息苦しさから解放されたかと思う…..。(B型のTHP会員さんごめんなさい。とは言え女子薬剤師にB型が多いと思うのは私だけでしょうか?)また、女性薬剤師15名、6年制薬学部卒が16名で過半数を占め時代の移り変わりを感じさせられる。私が就職した国立金沢病院だった頃は薬剤師9名で、うち1名のみ女性であった……。
 2015年8月より病棟薬剤業務実施加算を実施した。実施に伴い数個病棟でチーム制となり病棟薬剤業務として週20時間確保されることと効率の良い薬剤管理指導業務を行えることとした。その間、長期入院、育休、時短などがあり綱渡り状態であった。
 苦労話ばかり書いても意味がないので、ここからは当院へ異動になったことを想定して記載したいと思う。勤務体制として当直者は8時30分〜翌日2時勤務、2時〜8時30分は宿直で交代、翌日は11時15分〜20時勤務となる。土、日当直は代休が割り当てられる。病棟については先に記載したようにチーム制となっておりチームリーダーが週のシフト表を割り当て効率よく(気持ちよく)働けるよう画策する。
 お昼はコンビニ弁当、愛妻弁当を和気藹々と食する者、病院の食堂を1日の栄養源とする者がいる。病院の食堂は毎週、金曜日がバイキングデーとなっておりフジイ盛り?が名物となっている。ランチを頼めば今ならもれなく小鉢2皿と珈琲がついてくる。
 薬剤部は調剤部門・注射部門・薬務・抗がん剤調製室が1階、製剤室・DI室・薬剤部員室が地下に位置する。注射薬払出システムが整備される平成29年度中には調剤部門・注射部門・薬務が地下へ移動となり病院の一等地から地下の秘密結社?へ埋没する。
 職員専用駐車場は“本多の森”向にある職員宿舎に位置し通勤距離7km以上の職員には駐車許可証が与えられている。職員宿舎の殆どは将来、取り壊される予定のため単身者は旧国立若松療養所に建てられているビィヴェールNHOを勧められる。
 毎年秋には病院祭があり部門毎に趣向を凝らし患者さん、近隣住民ならびに医療スタッフと交流を深めている。今年はS副薬剤部長指導の下、発泡入浴剤製造とお菓子を使った一包化体験が実施され、あまりにも好評で閉店1時間前にはSold Outした。
 北陸新幹線が2015年春に開業され東京まで2時間半となりまだまだ金沢ブームは続いている。金沢市民の台所である近江町、繁華街である片町へも近くお寿司、のど黒、金沢おでん、金沢カレー、治部煮などいと美味し。是非とも金沢へ見まっし、来まっし、買いまっし。金沢に来るなら春か夏か秋か冬がいいと思います。待ってまぁ〜す。

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